EAプログラマー必見!国内でMT4が使えるNDD方式のFX口座を比較。
OANDA証券・FOREX.com・外為ファイネストのスプレッドや約定速度、スキャルピング対応状況を分かりやすく解説。自動売買システムを快適に運用するための口座選びのポイントも紹介。
※本記事は外為ファネストの広告を含みます。
目次
- なぜ口座選びが重要なのか
- ポイント1 国内口座と海外口座の違い
- ポイント2 システムトレードができるプラットフォームMT4とMT5
- ポイント3 DD方式とNDD方式
- NDD方式でMT4が使える国内FX会社
なぜ口座選びが重要なのか

FXをよく知らなかった当初、私はCMなどで有名なFX会社を選びました。
スマートフォンでもトレードでき、チャートも見やすく、とても使いやすそうに感じたのです。
最初のうちは、その会社の口座で裁量トレードをしていました。
しかし、各FX会社にはそれぞれ異なる取引条件や特徴があることを知るにつれ、本当にこの会社でよいのか疑問を持つようになりました。
「どこも同じ」「大手を選べば安心」というわけではないことが分かってきたのです。
まず気づいたのは、数分以内で売買を繰り返すスキャルピングが、その会社では禁止されていたという点でした。
私は何も知らずに短時間でエントリーと決済を繰り返しており、場合によっては口座凍結のリスクすらあったのです。
さらに調べると、取引方式にはDD方式とNDD方式があり、スキャルピング・デイトレード・スイングトレードといった取引スタイルごとに向き不向きがあることも分かりました。
(詳しくは次の記事をご覧ください:「スキャルピングに強いのはどの方式の口座?DD・NDD(STP・ECN)方式の特徴と選び方をわかりやすく説明」)
また、DD方式とNDD方式によって、トレードコストであるスプレッド(※)にも違いがあることが分かりました。
※ 実際の取引では、このスプレッド分がコスト(手数料のようなもの)になります。
例:ドル円で「買値 150.01円」「売値 150.00円」の場合、スプレッドは0.01円(1銭)です。
スプレッドはFX会社ごとに異なり、取引回数が増えるほどコストが積み重なり無視できない金額になります。
さらに「レバレッジ」という少額資金で大きな取引ができる仕組みも、国内口座と海外口座では大きく異なることや、「追証制度」や「ゼロカット制度」の有無なども知りました。
(詳しくは次の記事をご覧ください:「【初心者向け】3分でわかるFXの基本|仕組みをやさしく解説」)
加えて、自作などの自動売買システム(システムトレード)を動かせるかどうかも、FX会社によって対応が異なることも分かりました。
こうした情報は誰も教えてくれません。
最初に知っていれば、無駄な遠回りをせずに済んだのにと後悔しています。
結局、現在の取引環境に落ち着くまでに、私は数社の口座を開設することになりました。
だからこそ、FX口座選びは慎重に行う必要があるのです。
ポイント1 国内口座と海外口座の違い

国内口座と海外口座の違いは次の表の通りです。
| 項目 | 国内口座 | 海外口座 |
|---|---|---|
| 規制・監督 | 金融庁の監督下で信頼性が高い | 海外ライセンス運営で日本の金融庁の規制対象外 |
| レバレッジ | 最大25倍(法令による制限) | 数百〜数千倍など高め(業者による) |
| 追証・ゼロカット | 追証制度あり(不足分の追加入金が必要な場合がある) | ゼロカット制度があることが多く、残高以上の損失が発生しない場合がある |
| 会社破綻時の資産保証 | 信託保全あり。顧客資産は分別管理され、原則として全額保護される | 信託保全がない場合が多く、破綻時の資産返還は保証されない |
| 出金トラブル | 稀。金融庁の規制下で出金手続きが明確 | 比較的多い。手続きの複雑さや規制の違いで出金が遅れる場合がある |
青字はメリットであり、赤字はデメリットです。
最も重要な点は、FX会社が破綻した場合の資産保護です。
国内のFX会社では、顧客資産が保全され、原則として全額が保証されます。
一方、海外のFX会社では、破綻時に資産が返還される保証はありません。
さらに、海外口座では出金手続きが遅れるなどのトラブルが比較的多い傾向があります。
GemForexはかつて人気の海外FX業者でしたが、2023年5月にサービスを停止し、ユーザーからの出金遅延やスプレッド異常拡大などのトラブルが発生しました。現在はGalaxyDAOに譲渡されていますが、出金や信頼性には注意が必要です。
これらの点を踏まえ、私は国内のFX会社を選ぶことをお勧めします。
以降は、国内FX会社に焦点を当てて説明していきます。
※海外FX会社を否定するものではありません。
利用目的やリスクを理解した上で選択することが重要です。
ポイント2 システムトレードができるプラットフォームMT4とMT5

私自身、IT企業でシステムエンジニアをしています。
もっと具体的に言うとITスペシャリストです。
プログラム作りは得意な方なので自分で自動売買システム(システムトレード)を開発して動かしてみたい方です。
そのため、自作の自動売買システムが動かせることが条件となります。
自動売買システム(システムトレード)ができるプラットフォームとしては、MT4(MetaTrader4)とMT5(MetaTrader5)があります。
MetaTrader(MT4・MT5)は、MetaQuotes Software社が開発しました。
なお、2019年にMetaQuotes Software Corp.からMetaQuotes Ltd.に社名を変更されています。
MT4とMT5の比較表を示します。
| 項目 | MT4 | MT5 |
|---|---|---|
| 開発年 | 2005年 | 2010年 |
| 対応市場 | FX専用 | FX・株式・先物・CFDなど幅広く対応 |
| 自動売買システム((EA)の数 | 圧倒的に多い。既存EAが豊富で利用しやすい | 少なめ。MT4用EAはそのまま使えず、書き換えが必要 |
| TDS(Tick Data Suite)対応(※) | 対応可能。高精度ティックデータでバックテスト可能 | 直接対応不可。MT4用TDSデータは変換が必要 |
| 将来性・開発更新 | ほぼ終了。今後は更新なし | 継続的に更新されるため将来性あり |
※TDS(Tick Data Suite)はMetaQuotes公式機能ではなくサードパーティ製です。MT4向けに広く使われています。ただし、利用者は自己責任であり、公式サポート対象外です。
システムトレード人口としては、MT4が圧倒的に多いのが現状です。
表に示すように自動売買システム【EA:Expert Advisor(エキスパートアドバイザー)】の数は圧倒的にMT4が多い状況です。
バックテストに使用する精度が高いヒストリカルデータとしてTDS(Tick Data Suite)が使えるのは、MT4しかありません。
(MT5で利用するには変換など工夫が必要となります)
MT4によるバックテストの3つの落とし穴(スプレッド、スリッページ、ヒストリカルデータの精度)についてわかりやすく説明
よって私は、MT4が使えるFX会社に絞りました。
ポイント3 DD方式とNDD方式
この表にあるDD方式とNDD方式について簡単に説明します。
| 項目 | DD方式(ディーリングデスク) | NDD方式(ノンディーリングデスク) |
|---|---|---|
| 取引の仕組み | DD方式では、注文した通貨の売買をFX会社がいったん引き受けます。 会社の利益とトレーダーの取引結果が逆になる場合があり、利益相反が発生します。そのため、価格や約定に透明性が低くなることがあり、不透明さが指摘されることがあります。 |
NDD方式では、注文を直接市場に流すため、会社と利益が逆になることはほとんどなく、公平性が高いです。 |
| スプレッド | 固定スプレッドが多い | 変動スプレッドが多い(市場状況で変わる) |
| スキャルピングの可否 | 禁止されることがある | 許可されていることが多い |
| 利益相反の可能性 | FX会社とトレーダーで利益相反が発生する場合がある。約定や価格が不透明になることもある | 利益相反が少なく、公平性が高い傾向 |
このように、DD方式はスキャルピングが禁止されていることが多く、FX会社とトレーダー間の利益相反によって約定拒否※などの不透明さが生じる場合があります。そのため、私は透明性が高いNDD方式を選ぶことにしました。
※約定拒否とは、FXで注文を出してもFX会社がその注文を成立させないことです。特にDD方式では、会社の利益を守るために注文が通らない場合があり、不利になることがあります。
国内でNDD方式でMT4が使えるFX会社

私は、以下の3つの条件を満たすFX会社から選ぶことにしました。
ポイント1 国内のFX会社であること
ポイント2 MT4が利用できること
ポイント3 NDD方式を採用していること
これら3つの条件を満たすFX会社は下記の通りです。該当する会社はあまり多くありません。
なお、国内に法人を持ち、金融庁に登録された外資系FX会社となります。
私は、この中から選びました。
| MT4が使える国内FX会社名 | スキャルピング | 米ドル/円スプレッド | 約定速度 |
|---|---|---|---|
| OANDA証券 | スキャルピングは禁止ではないが条件付き。「スキャルピングは禁止ではないが取引手法に問題があると判断した場合やカバー先が取引のカバーを継続することが難しいと判断した場合には、取引をご遠慮いただく場合がある」と記載あり | 変動制(例:0.8〜0.9銭(※1)) | 0.02秒でほとんどの注文が約定し、0.05秒で完全に約定している |
| FOREX.com | 明確に禁止はされていないものの、取引量や手法によっては制限を受ける可能性がある。 | 変動制(非公開) | 非公開 |
| 外為ファイネスト | 公認(スキャルピング制限なし) | 変動制(例:0.2〜1.3銭(※1)) | 非公開 |
※1 最新の情報は、公式サイトでご確認下さい。
スキャルピングを行う場合、約定速度が速いほどトレードの有利さが増します。
国内FXでは、OANDA証券は約定速度が比較的速く、スキャルピングも条件付きで許可されています。
しかし、条件付きであるため、完全に自由な短期売買を行うには注意が必要です。
一方、外為ファネストはスキャルピングに制限がなく、極端に高速な注文も制限なく実行可能です。
総合的に見ると、短期売買や自動売買(EA)を活用する場合、制限なくスキャルピングを行いたい場合は外為ファネストが有力な選択肢と言えます。
いずれの場合も、スキャルピング条件やリスクを理解した上で、自身の取引スタイルに合った口座を選ぶことが重要です。
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