定年前から将来の生活に備え、私はFX(外国為替証拠金取引)を選びました。
定年後には給与が半減する見込みで、住宅ローンや子どもの教育費の負担も大きくなるからです。
本記事では、なぜFXを選んだのか、少額資金での始め方、そしてリスク管理のポイントを実体験を交えて詳しく解説します。
定年前から行動を起こすことで、定年後の収入不安に備える方法として参考にしてください。
目次
1. 定年が65歳まで延長


「人口の減少」及び「少高齢化」によって、60歳から支給されていた年金が65歳へと引き上げられました。
この影響により、会社員の定年が60歳から65歳に引き上げられました。
しかし、この65歳の定年延長には落とし穴があります。
2004
- 定年廃止
- 定年を65歳に引き上げる
- 65歳までの継続雇用制度を導入
実はほとんどの会社は、65歳までの継続雇用制度を導入していますが、これはいったん会社を退職し、再雇用されるというものです。
いったん会社を退職するため、それまでもらっていた給与額は引き継がれず、再雇用時の新しい給与制度が適用されます。
この60歳以降の給与制度は、59歳までの給与から大きくダウンしたものになります。

日本経済新聞の調査によると、定年後の再雇用者の給与は、59歳時点の約6割程度にまで減少し、新入社員の給与よりも低くなるケースも少なくありません。
60歳境に給与6割減、新入社員以下に 定年再雇用で格差(日本経済新聞より)
減少した給与を補填するための高年齢雇用継続給付金というものがありますが微々たるものです。
完全に59歳までの給与水準まで引き上げてくれるものではありません。
もし、60歳以降の住宅ローンが残っている場合、かなり苦しい家計となります。
私の家の場合ですが、長男は私立の大学3年生で大学院まで行くと言っています。
長女は、高校3年生です。
まだまだお金が必要です。
再雇用で年収が激減することはとても痛いところです。

2. 給与を補填する副業は?
さて私は現在、61歳です。(2025年8月1日時点)
今年の4月に再雇用されました。
年収は半減しました。
私の場合、住宅ローンが67歳まであり、中学3年の長男と小学6年の長女がおり、将来、大学まで行かせるとなるとかなり厳しい状況です。
そこでこの5年間のうちに再雇用で激減した給与を補填する方法として副業をすることを考えました。
私の副業の条件は次の通りです。
条件
①会社から退社した後でもできること
②自宅で時間をかけずにできること
絶対条件は、会社から退社した後にできることです。
会社勤めを続けながら行うためです。
第二の会社に勤めるという選択もありますが、会社の退社時間が不規則であり、パートのような開始時間が決まった仕事は無理です。
そのため、自宅でできることも条件です。
平日は、時間にゆとりがあるわけではないため、あまり時間をかけられないことも条件です。
そのような考えると選択肢はかなり限られてきます。
3. アフィリエイトは?
最初に思いついたのは、アフィリエイトでした。
アフィリエイトとは、ブログに広告を載せて収入を得る方法です。
これなら自宅で自分の好きな時間にできそうです。
このアフィリエイトで年収1000万円稼いでいる人もいます。
私もいくつかブログを持っており、アフィリエイトを行っています。
多くのアフィリエイターは月収3000円以下、あるいは収益がほとんどない人も多くいます。
私のブログ収入は、再雇用後の給与減を補うには全く足りません。
再雇用で激減した給与を補填する額としては全然足りません。

4. 投資は?
投資の代表的なものとして次のようなものがあります。
- 株式投資
- 仮想通貨
- FX(外国為替証拠金取引)
4.1 株式投資は?

株式投資は、以下の方法で利益を得ることができます。
- 株価が安いときに購入し、値上がりしたあとに売却することで差額で利益を得る
- 会社が利益を出したときに配当金で利益を得る
トヨタ自動車の場合、最低購入単位は100株です。
2025年8月1日時点では1株あたり約2,724.5円のため、最低購入価格は約27万2,500円となります。
最初から多くのお金を投入する必要がありハードルは高いです。

4.2 仮想通貨は?

最近、登場した投資です。
仮想通貨と言えば、ビットコインが有名です。
仮想通貨には、さまざまな種類があり、ビットコインはその中の一つです。
仮想通貨とは、お札、コインのような実体を持っていない通貨です。
特定の国が発行している通貨ではありません。
コンピュータ上の存在する通貨で、高度な暗号化技術により、中央政府を通さずに渡したり、受け取ったりすることができるものです。
かなり怪しいように思えるかもしれませんが、仮想通貨は、日本では「資産」として認められており、一定の規制のもとで取引が行われています。
仮想通貨は、以下の方法で利益を得ることができます。
- 仮想通貨が安いときに購入し、値上がりしたときに売却することで利益を得る
- その逆に仮想通貨が高いときに売って、値下がりしたときに買うことで利益を得る
- 仮想通貨を取引所に一定期間預けで利子を得る
過去には取引所のハッキング事件もありましたが、近年は規制が強化され安全性も向上しています。
ただし、依然として価格変動が激しくリスクが高い投資です。
2020年から2021年には再び急上昇し、史上最高値を更新しましたが、その後は価格変動が激しくなっています。
こうした動きはニュースでも繰り返し報じられ、ビットコインや仮想通貨の認知度は広がりました。

4.3 FX(外国為替証拠金取引)は?

FXとは、「Foreign Exchange(外国為替)」の略です。
FXは、以下の方法で利益を得ることができます。
※FX取引は価格変動のリスクがあり、元本割れの可能性があります
- 通貨が安いときに購入し、値上がりしたときに売却することで利益を得る
- その逆に通貨が高いときに売って、値下がりしたときに買うことで利益を得る
- スワップ金利と呼ばれる通貨間の金利差で利益を得る
通貨間には、交換の基準である為替レートというものがあります。
例えば、1米ドルは100円と交換するといったものです。
この為替レートは変動します。
今日、1米ドルが105円だったのが、明日は、106円となっているかもしれません。
今日、1米ドルを買い、明日、売れば差額1円が利益となります。
たった1円?
と思われるかもしれません。
FXは「レバレッジ」という「てこの原理」で利益を大きくします。
この1円の差額が千円にも1万円にも10万円もの利益になるのです。

国内のFX会社では、口座に預けた証拠金を最大25倍の金額として取引を行うことができます。
これが「レバレッジ」です。このレバレッジを使えば、例えば5万円の資金でも125万円(5万円×25)の取引ができます。
例えば5万円〜6万円程度の資金をもとに、レバレッジ25倍を使えば、最大で約125万円〜150万円程度の取引ができます。
たとえば、1ドル155円のときに1万ドル(=155万円相当)を買い、1ドル156円になったときに売ると、1万円の為替差益が得られます(1万ドル × 1円 = 1万円)。
このようにレバレッジを使えば、少ない元手でも大きな利益を狙うことができます。(同時に同程度の損失が出るリスクもあるため、注意が必要です)
(FXは「レバレッジ」を使うことで、少額から大きな取引が可能ですが、その反面、損失も大きくなる可能性があるため、十分な知識と慎重な運用が必要です)

私はなぜFXを選択したのか
私の投資の条件は次の通りです。
条件
①会社から退社した後でもできること
②自宅で時間をかけずにできること
③10万円以下の資金で行えること
④短期的な投資が行えること
①と②は、冒頭で述べたように会社勤めを続けながら行うためには必須です。
③は、わが家の貯蓄には手を出さずに、自分自身のポケットマネー(へそくり?)である10万円を資金とするためです。
投資は、どうしても損するリスクがあります。

④は重要です。
やはり資産を増やすためには、ハイリターンを期待したいところです。
ハイリターンということは、当然、ハイリスクとなります。
世の中、ハイリスクの中でハイリターンを得ている人がいるということは、努力次第で成功することが可能であるということです。
このような条件で考えると株式投資は、10万円程度の資金では現実的ではありません。
仮想通貨は、流出事件があったことから、今はまだ手を出したくないところです。
ということは、FX一択ということになります。
※FXでは、急に値段が大きく変わることがあったり、損失が出ると自動的に取引が終わってしまう「強制ロスカット」という仕組みがあります。
こうしたリスクを減らすためにも、まずは小さな金額で始めて、少しずつ慣れていくのがおすすめです。
強制ロスカット
強制ロスカットとは、証拠金が一定の基準を下回った際に、損失がこれ以上大きくならないように自動的にポジションが決済される仕組みです。これにより大損を防ぐ一方で、相場の急変時には想定外の損失が出ることもあります。

※FX取引は価格変動のリスクがあり、元本割れの可能性があります
| 副業/投資 | 初期費用 | 難易度 | リターン | リスク | 自宅でできる |
|---|---|---|---|---|---|
| アフィリエイト | 低い | 高い | 中〜高 | 低い | ◯ |
| 株式投資 | 中〜高 | 中 | 中 | 中 | ◯ |
| 仮想通貨 | 中 | 中 | 高 | 高 | ◯ |
| FX | 低い | 中 | 高 | 非常に高い | ◯ |

