FX初心者としてスタートした私が、挫折や学びを経て自動売買システムを開発するまでの過程を、実体験をもとに紹介します。この記事では、最初のつまずきと、FXとの向き合い方の変化を語ります。
ブログ開設の理由
最近、ようやく2005年から2025年までの過去データを用いてバックテストを実施した結果、一定の成果が得られる自動売買システム(EA)を開発できたと感じています。
以下が2005年から2025年までの過去データを用いてバックテストした結果です。
詳細については、また別の記事で説明します。

このブログでお伝えしたいのは、そこに至るまでの試行錯誤の道のりです。
そして、そこで得られた知見を、少しでも多くの方と共有できればと思っています。
この成果に至るまで、5年の歳月がかかりました。
5年という期間は、決して短いものではありません。
今振り返っても、自分でもよく頑張ったと思います。
決して楽な道ではありませんでしたが、それだけに得るものも多かったと感じています。
これから少しずつ、このブログにその過程を綴っていこうと思います。
まずは、私が初めてFXに挑戦したときの挫折からお話ししたいと思います。
FXとはどういうものか、そしてどんなリスクがあるのか、少しでも参考になれば幸いです。
なお、このブログでは、私が作成した自動売買システム(EA)は配布しません。
あくまで得られた知見、開発ノウハウについて伝えるのが目的です。
私が得られた知見、開発ノウハウを皆さんのFXトレードの参考にして頂きたいと思います。
先に私の紹介
私はIT企業に勤めており、今年(2025年)で勤続35年目になります。
現在の職種は「シニアITスペシャリスト」で、主にソフトウェアプロセス改善を専門としています。
もちろん、プログラミングは得意ですし、高度な統計的手法の活用も私の専門分野の一つです。
FXは膨大なデータを扱う分野であり、私にとって非常に相性の良い分野だと感じています。

最初の挫折
私が初めてFXを始めたときのことです。
まずは口座を開設し、YouTubeや書籍を参考にしながら、見よう見まねでトレードに挑戦してみました。
最初は1分足で取引をしてみました。
「上昇しそうだな」と思い、エントリー。
しかし、その瞬間に価格は逆方向に動き、下落してしまいました。
慌てて損切り。初めてのトレードは、あっけなく負けで終わりました。
その後、あるとき急上昇しているチャートを見てエントリーしたところ、さらに価格は伸びていきました。
適当なタイミングで利確し、利益を出すことができました。
「これはいけるかもしれない」と思った瞬間です。
ところが次の取引では、同じように急上昇したタイミングでエントリーしたにもかかわらず、今度は価格が急に反転して下落。
みるみる含み損が膨らみ、怖くなって損切りしました。
それまでの利益は一気に吹き飛び、むしろ資金は大きく減ってしまいました。
「なんとか取り戻したい」という焦りから、今度は売りでエントリー。
ところが、またしても価格が反転し、今度は急上昇。
「きっとしばらくすれば下がるはず」と思い、様子を見ていましたが、価格は下がるどころかどんどん上昇していきました。
「もうこれ以上は無理だ」と思ったところで損切り。
私の最初のトレード体験は、まさに散々なものでした。
そのとき思ったのは、「FXはギャンブルだ」「精神的にとても耐えられない」「自分には向いていない」ということでした。
これが、私にとっての最初の挫折でした。
ソフトウェア開発の世界で「モンキーテスト」と呼ばれるものに近い状態でした。
これは、特に戦略も持たずに、感覚や勘だけでランダムに操作をする方法のことです。
FX世界に置き換えるとモンキートレードですね。
その後、2か月ほどFXから離れることにしました。

あるFX関連の書籍との出会い
そして、しばらく経ってから、あるFX関連の書籍に出会ったのです。
それが「一番売れている月刊マネー誌ZAiが作ったFX入門」です。
この書籍は、FXにと関する基礎的なことが網羅されており、図なども多くとても分かりやすく書かれていました。
私は基礎的なことはこの書籍で学びました。
トレードを行うには、次の2つの分析方法があるということ。
- テクニカル分析
- ファンダメンタル分析

ファンダメンタル分析とは、経済の状況やニュース、企業や国の情報などをもとに、為替や株の値動きを予測する方法です。
テクニカル分析では、チャートパターンなどを見て判断します。一方、ファンダメンタル分析は、経済指標やニュースなど、さまざまな情報を読み解く必要があり、かなり難しそうです。
そのため私は、現在表示されているチャートパターンをもとに判断する、テクニカル分析を使ってトレードすることにしました。
次の記事に続く。
